会社情報

社長挨拶

当社はパスツール研究所に学んだ故目黒庸三郎博士によって大正14年(1925年)「大阪実験治療研究所」として設立されました。昭和12年(1937年)に「目黒研究所」と改称し、乳酸菌・納豆菌の健康増進作用を活用し、医薬品をはじめとする各種製品(原料)の研究・開発・製造に取り組んできました。 さらに、年々高度化される医薬品の製造開発基準に対応するため、昭和55年(1980年)に兵庫県加西市に医薬品GMP適合工場を新設しました。

平成26年(2014年)には健康食品原料の生産増強のため加西工場に新館棟を新設し、需要の増加に対応できる体制を整えるとともに、本社を大阪市中央区に移転しました。以来、加西工場を生産拠点として、高品質の医薬品及びその他の製品を提供しています。

令和4年(2022年)には、腸内細菌に着目した食品素材事業を展開している帝人株式会社のもと「帝人目黒研究所」として新たなスタートを切りました。

当社の主力製品である乳酸菌、納豆菌は、腸内細菌のバランスを改善することで人の健康に有益な働きをする微生物、いわゆる「プロバイオティクス」として知られており、現在、これらに基づく健康食品(サプリメント)の原料、OTC、又、飼料添加物等の製造・販売を行っています。また、当該バイオインダストリー技術を生かした各種乳酸菌の受託製造も行っています。

「フットワーク」と「チャレンジ精神」を忘れず、帝人グループの機能性食品素材事業の一翼として、プロバイオティクス事業のさらなる発展とともに、世界の予防、治療、セルフケアに貢献することを目標に邁進します。

今後とも引き続きご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

株式会社 帝人目黒研究所
代表取締役社長
三好 孝則